気が向いたらニッキ
 
1%フィクションなニッキと100%リアルな気持ちのはず。あとたまに描く絵も少々・・。
 


2006年4月を表示

不法侵入




夕飯を食い終わって一息入れようとしたとき、
リビングの壁に、上から下へ落ちるような黒い影を感じた。
瞬間、嫌な予感が頭をよぎる・・・。
ひょっとしてヤツか・・?
まさか・・・・
そう思って、落ちたと思われるところを懐中電灯片手に探る・・。
何もいない。
なんだ気のせいか・・・。
ただならぬ殺気を感じながらも自分に言い聞かせ、
コタツに入り、携帯を手に取る。
携帯を開・・・・・・


携帯の向こう・・・


何か、何か飛んでいる・・・


黒い・・・・


まさか・・・まさか・・・!


ゴキ・・・・・・


突然の登場(しかも飛んでる)に、
ホラー映画で見えちゃいけないものにかち合い、
尻モチついて後ずさる憐れなヒロイン
よろしくビビリまくる。
が、安全な距離をとり、よくよく見てみるとゴキさんにしては小さい。
小さいゴキさんらしきものは天井にとまり、くつろぎ始めた。
形がハッキリする。


コ、コイツぁ・・・


臭いの王様、カメムシだ・・・。


いつ忍び込んだんだコイツ・・・。
不法侵入だが虫だけに警察を呼ぶわけにもいかない。
すぐにビニール袋を用意し捕獲体制に入る。
無意味は殺生は好まない。
てのは建前で、殺すと余計気持ち悪い。
無論、超天敵で大嫌いなゴキさんだったとしてもだ。
実際、深夜に汗だくでゴキさんを捕獲しようとしたことがある。
自作の捕獲器で・・・(トイレットペーパーの芯を使用)
まあ、1時間弱の格闘の末捕まらなかったが・・・。


手には触れないよう慎重にビニール袋をかぶせ、捕獲完了。
ビニール袋の中の酸素がなくならないうちにベランダへと逃がしてやる。
そして手の臭い確認。
よかった、付いてない。


仮に相手がゴキさんだった場合、
捕獲できたとしてその先どうするつもりだったんだろうと・・・。
逃がすわけにもいかない。
殺す事もできない。
ビニール越しでも触りたくない・・・。


ああ、恐ろしい・・・・



4月2日(日)00:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | ニッキ | 管理

小休止




「あの星に手が届きそうだ」なんて
カッコいい言葉は思いつかないけど
夜空に浮かぶ星には不思議な力があると思う


満天の星をみたときには
凄くキレイでいつまでもみていたいと思ったけど
夜空にぽつんと浮かぶ一つだけの星も凄い魅力的だと思う


昼間はうざったいと感じる冷たい風も
心地よく雰囲気を演出している


街灯に照らされた桜が
風に揺らされて昼間とは違った表情を見せてくれる


目の前の事に一喜一憂して
考え込んだり
生き急いでるなと感じたときは
ぼーっと浸ってみる時間も必要なんだろうな


歯の浮くようなことを考えてみな
意外とオモシロい


頑固な自分の思考を一時停止してみて
深呼吸してみるのも悪くない



4月1日(土)01:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | I think... | 管理


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