気が向いたらニッキ
 
1%フィクションなニッキと100%リアルな気持ちのはず。あとたまに描く絵も少々・・。
 


2006年2月14日を表示

逃げ遅れた子羊。



ちょっと聞いてくれよ!
説明会で受付の人に、
「いや~、○○君(オレのこと)は随分と爽やかだね~。」
と言われた。


いやー、わかる人にはわかるんだよ!やっぱ!
どこの誰だよ!スーツ着てる俺を見てマフ○アとか言ってたヤツ!


ただまあ、受付が男の人だったからうれしさも半げ・・・
いやいやそんなことはねーよ。
人間褒められたらうれしいもんだ!
コンバンハ、kojiです。・・・って前置きなげーよ。


国際フォーラムで(相変わらず)迷いそうになり受付嬢に聞くことに・・・・。


「あの、G(棟っていうのか?)ってドコですか?」
「ハイ。Gハコチラデゴザイマス。」
「あ、ありがとうございました・・。」


・・・・。
顔はさすがにキレイな人だが実に機械的。
ちょっと残念。


Gはわかったが、エレベーターとかが見当たらない。
help me 受付嬢!
ってことで、結構キョドって再び同じ受付の方へ・・。
と、受付の方を向いた瞬間、早速受付嬢と目が合う。
淡い期待が頭をよぎる。
お!ひょっとしてオレのこと・・・。










挙動不審な怪しいヤツと判断したか・・・・!



だろうな。
間違いない。
が、ここで目をそらしても余計怪しい。
ってことで、受付に一直線。
「あの、6階に行きたいんですけど・・。」
「ハイ、ソチラヲシタニオリテイタダキマシテチュウオウニイカレマストエレベーターガゴザイマス。
(訳:はい、そちらを下に降りていただきまして中央に行かれますとエレベーターがございます。)」

「あ、はい・・ありがとうございました。」


ビジネスライク万歳。
これで疑いは晴れた。
彼女の今日の日記には、
『今日は、5分以内に、2回もフォーラムの中の道を
尋ねてきた痛い子がいました。なんでわからないんだろう。
あたしこの仕事やめようかな。』

なんて書いてあったりしてな・・・。


さて、説明会も終わり、最後アンケート記入に予想以上に
時間がかかってしまって周りを見渡すともうオレ一人・・・・・


じゃ、なかった・・・


いたいた。
隣に一人。
逃げ遅れた子羊が・・・。
なんかヤツもこっちを伺ってる。
どうやらヤツの目にもオレが子羊と写ったらしい。


説明会に来て、俺は何てこと考えてるんだろう・・・?


二人同じタイミングで書き終わり、一緒に部屋を出る。
「本日はありがとうございました。」礼をする。
3人中2人にシカトされる。
なにやら部屋の隅で2人で話をしている。
オレを“爽やか”だと評価した人が、
「田中さん!服部さん!」と気を利かせてくれた。
部屋を出ると、死線を共にした戦友と言葉を交わす。
自己紹介なんていらない。
名前なんて知らなくていい。
俺たちは逃げ遅れた子羊だ!
妙な親近感がわいたところで出身大学のばらし合い。
ヤツは立教。オレ東海。
負けた・・・。
子羊は子羊でも立教の子羊だった。
高級ラムだ。
まあ、負けは認めよう。
まったく天晴れな子羊だ!
が、身長はオレの勝ちだ。(負けず嫌い)
短い時間だが、男たちはお互いの健闘を祈りつつ、それぞれの帰路へと足を向けた。





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こっから、ちと重めな感じになる。
同じ記事内に全然違う文章書いてごめん。


昨日今日で考えたこと


『人生の意味がわからない人へ』


生きる意味を見出そうとするのは難しい
生きる意味ってのは後から気づくもんだ
だから一日一日に悔いが残らないよう
今日を濃くしようと思うんだ
年取って死ぬときに
オレの人生には大きな意味があった
って言えるように
オレの人生はそれで充分だ



昨日なんとなく考えついた言葉。
てか自分に言い聞かせてる感はあるよね。
んで今日ウチの姉ちゃんがすげー重みのある言葉を言っていた。
「人間ってホントにいつ死ぬかわからないから、
“将来のため”より今自分がやりたいことをやりたいって最近思うんだよね。」

重みが違う。
詳細は過去日記を探してもらえればまだ記事は残ってるけど、
要はオレの姉ちゃんは去年死の境を乗り越えたんだ。
それを思い出すと、少し涙がこみ上げてきた。
人生の岐路の一つに立つ今、俺の心にも深く刻まれたと思う。



2月14日(火)01:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | ニッキ | 管理


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